昨日、新たな「森林・林業基本計画」が閣議決定されて林野庁のWebサイトからみれるようになりました。
資料としては下記の2点。
森林・林業基本計画
森林・林業基本計画のポイント
高性能林業機械と言うキーワードは基本計画の9ページと28ページの2か所だけです。28ページは高性能林業機械を組み合わせた作業システムの話しなので、実際に開発に触れているのは9ページ目だけですね。
これは、全体的な視点で見ると高性能林業機械の開発や普及はひと段落した、と捉えられている感じでしょうか。計画のポイントについての資料ではまったく触れられていませんし。
高性能林業機械に代わるものとしては ICT でしょうか。こちらは基本計画書の中では5回出てきますし、ポイントでも2回出てきます。ただ、「ICTを活用した・・・」程度の記載なのでバズワード入れただけにも受け取れます。
計画のポイントでも触れられていますが、川上から川下までの林業構造の確立がポイントの一つなら、すべてを包括した情報システムを構築して、その中で川上側の高性能林業機械も情報システムの一つに組み込む、ぐらいの記載が欲しいかなと思いました。
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