4月21日に実施された平成28年北海道森づくり研究成果発表会(森林整備部門・木材利用部門)へ行ってきました。
申込者数は400人以上とのことで、多数の来場者があったようです。
午前中は一般発表枠で研究以外の成果発表がありました。リモートセンシング技術を用いた台風23号による風倒被害の早期発見はドローンを活用したもので、今後も注目されそうな感じはしました。
実はポスター展示会場でもドローンの活用方法を提案していた上川総合振興局の方と色々話を聞いてみました。まだ実用段階ではないみたいですが、衛星写真よりも直近の画像が見れるため、例えば風倒木の調査や施業後の調査(余計なところまで切っていないか、とか)に活用できそうとのことでした。
担当の方はドローンで撮影した写真から3D画像への変換など意欲的にされており、次はVRを活用したいと言っていました。
午後からは道総研の研究発表でした。試験場からも色々と発表があり、トドマツ CLT などでは実際のコスト計算など面白い話しを聞く事が出来ました。
全体的な印象として研究機関の研究者が大半を占めており、民間事業者はあまり居なかったと思います。もう少しこういった場で交流をもって研究成果が現場へ反映されるといいかと思います。
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