講師は土佐の森林救援隊の理事長をしておられる中嶋さん。
個人で持っている山を自分たちで手入れして木を運び出そうというセミナー。
主に使用するのは下記のような機材。
- ワイヤーロープ(複数本)
- シャックルや滑車など
- チルホール(架線を張るため)
- ウィンチ(集材のため)
ウィンチ以外を全部そろえて大体20万程度は必要とのこと。チルホールが結構高いですね。
あと、写真にある黄色い部品は中島さんが地元の工場で作ってもらったそうです。
セミナーでは下記のようなウィンチを使っていました。
慣れれば準備に30分程度とのことですが、結構大変そうな感じはしました。ただ、個人で山奥から材を引っ張り出すにはいいシステムだとも思います。
土佐の森ではこのシステムで結構稼いでいる個人の林業家がいるとのことですが、北海道の場合は100年ものの檜なんかは無く、50年もののカラマツやトドマツが中心なのでそれほどは稼げないかなと思いました。