2016年3月10日木曜日

北海道でも林業学校??

こんな記事を見つけた。

芦別に開校を 市など誘致期成会を設立 /北海道

芦別は山も森も多いので林業は昔から行われていたけど、林業学校の誘致にまで動くとは。

確かに北海道内には林業学校がない為、体系的に学習するには岐阜や京都など道外まで行かなくてはならない。それが道内で学べる価値は高いと思う。また、林業含めた森林の生態系も道外とは異なるので、北海道に適した学習が出来るのもいいと思います。

林業機械メーカーの人とも教育機関の話題はよく出ていたので、是非推進してもらいたいです。

2016年1月26日火曜日

林野庁の補助金等の逆引き事典

先日、林野庁の補助金等の逆引き事典と言うWebサイトを見つけた。農業林業水産に関わる補助金を利用者視点からと目的別で調べることができる。

これまで馴染みがなかったせいもあり、補助金の資料を調べようにもなんだかよくわからず苦戦していたのでこのサイトは非常にありがたいですね。

ただ関連付けされている資料が事業の概要なので、実際に申請するには各都道府県などに問い合わせする必要はありそうです。分かりやすいサイトなので、是非申請自体もここから出来るようにしていってほしいですね。

2016年1月16日土曜日

樽前山麓、倒木10万本超

苫小牧民報の「樽前山麓、倒木10万本超 10月の暴風被害」と言う記事を読んで、気になったので現地で空撮してみました。


みっちり調査したわけではなく試験的にドローンで撮影してみただけですが、場所によっては非常に倒木が多かったです。
それと、折れている木よりも土ごと根こそぎ倒れている木が多かったです。やはり土壌的に弱いんですね。

ドローンでの撮影ですが、かなり有用だと思いました。林道から1キロ程度であればサッと確認できるため歩いていく必要がないですし、ヘリを準備するより手軽に確認可能ですね。

ただ、問題点としては


  • 電波の届く範囲でしか確認できない
  • バッテリーの関係上、片道10分が限界
  • 風の影響を受けやすいので、微風で晴れているのが撮影条件

まずは手っ取り早く状況を把握するのには非常に有効だと思いました。

2016年1月5日火曜日

2016年の高性能林業機械はどうなるか?

各社トップが語る2016年 【年頭所感】と言う記事に触発されて、2016年の高性能林業機械についてゆるーい予想を立ててみたいと思います。

2016年度の林業業界ですが、昨年同様バイオマス関連が活況な状態です。バイオマス発電には引き続きチップが必要となるため、高性能林業機械を主に扱う造材関連の仕事は途切れることはないと思います。
その他にもCLTや国立競技場などの話がでますが、建築に関する話題なのであまり高性能林業機械に影響はないと思っています。

機械の購入に大きな影響がある補助金ですが、色々聞いている状況では高性能林業機械の購入には逆風が吹きそうな感触です。と言うのも過去の補助金で高性能林業機械はある程度普及しだしており、これからは造林関連、特に植林などに重点的に分配されるのでは?と言う現場の話を耳にするからです。

そして現場で一番の問題はオペレータがいない事です。高性能林業機械を購入しようと思ってもオペレータがいないため購入できない。どこの造材業者に聞いても人手不足と言う話しか出てこなく、事業拡大のため機械を購入しようにもできないようです。

このような状況で2016年の高性能林業機械の動向ですが、ずばり動きは少ないと思います。

まず、プロセッサやハーベスタなどの造材機械については昨年まででだいぶ機械がいきわたった感じがあります。一定規模以上の造材業者なら一台や二台はプロセッサやハーベスタを所有していますし、個人で作業される人も大半がグラップルを所有しています。
故障などで買い替え需要は多少あるとは思いますが、補助金の割合も少なくオペレータも確保しにくい状況ではプロセッサやハーベスタがそれほど出るとは思えません。

集材機ですがこちらはさらに動きが少ないと思います。集材機を作成しているイワフジおよび諸岡はそれぞれ排ガス規制に伴う少数特例を申請しており、各商品それぞれ年間100台しか出荷できないからです。排ガス規制に対応した新機種でも出ない限り昨年と同じ動きになるはずです。
もし集材機の購入補助金が出たとしても、そもそも購入できない状況になりそうな気がするんですが、これはどうなるんだろう・・・?

そんな中で唯一動きが出そうなのは架線集材でしょうか。これはイワフジや南星などがこぞって開発しており、今後の展開が楽しみな分野ではあります。ただし、北海道での導入はまだ先だと思われるので、しばらくは様子見ですね。

具体的な数字ではなく感覚的な予想ですが2016年の年末に読み返して、さて予想が的中するか外れるか。

2015年12月28日月曜日

森林情報学入門を読んでみた

先日の林業機械展で展示されていた森林情報学入門 - 森林情報の管理とITの活用 - (田中万里子著)と言う本が気になって読んでみました。

森林情報の管理とITの活用とのことで、ITをどのように活用するのか興味があって買ってみました。
林業はようやく機械化がひと段落したような状況で、それらの機械化についてもまだまだ工夫の余地があり、ITの利活用はまだまだこれからです。
そのためどんな活用を目指しているのか興味があったのですが、残念ながら本書の半分は地図やGISに関連する事でした。

やはり林業や森林を管理と言うとGISが一番イメージしやすいとは思います。そして、本書ではGISの仕組みや概要などが分かりやすく書かれており、GISについて知識がない人には分かりやすい本だと思います。

また公判ではトレーサビリティや情報複合システムなどについて言及されています。こちらの点はまだまだこれから研究開発が進んでいく分野だと思います。私としてはこのような視点がもう少し欲しかったなと思いました。

本書自体が2006年発行と言う事なので、改訂版にはぜひクラウドやドローンなどを利用した視点を盛り込んで頂ければと思いました。



2015年11月18日水曜日

林業・木材製造業労働災害防止規程(災防規程)の一部変更

少し遅れましたが林業・木材製造業労働災害防止規程(災防規程)が変更になったそうです。
林災防の案内では主に下記の点が変わったそうです。


●木材伐出機械等に係る改正労働安全衛生規則等の改正が行われたことを踏まえ、新たに車両系木材伐出機械(伐木等機械、走行集材機械、架線集材機械)、簡易架線集材装置による作業の安全対策を強化しました。
●平成21年に振動障害予防対策が改正されたことを踏まえ、新たにチェーンソー取扱作業指針に関する事項を盛り込み、振動障害予防対策を強化しました。
●国の第12次労働災害防止計画を踏まえ、熱中症対策(WBGT値/暑さ指数)の活用を規定するとともに、リスクアセスメントの普及定着のため「簡易リスクアセスメント記録書」の活用を規定しました。
●林材業における業務内容、作業方法等が変化してきたことを踏まえ、チェーンソー作業防護衣着用や自己注射器携帯の義務化を規定するとともに、チェーンソーによる伐倒作業に当たり、立入禁止区域の範囲を拡大しました。

すでに適用になっているとのことです。

2015年11月17日火曜日

2015森林・林業・環境機械展示実演会へ行ってきた

10月11日と12日に岐阜高山で2015森林・林業・環境機械展示実演会が開かれました。林業機械化協会の公式サイトによれば合計2万1千人の来場者があったようです。



今年はタワーヤーダとかスイングヤーダのスペースが多かったように思います。フォワーダは相変わらず売れているようですが、さすがにそろそろ山奥まで路網を整備するのは限界なのでしょうか。

ただ機械としてはそれほど目新しいものはなかったように思います。そんな中でも松本エンジニアリングとサナースの機械は見ていて面白かったです。


株式会社ヨシダのブースではケスラーを改造して玉切りの過程で、防虫剤を散布する機構を取り付けていました。北海道ではあまり聞かないですが本州の方では防虫剤の散布って需要があるんですね。

大型機械だけでなく、ロングチェーンソーや女子向けの草払い機など色々面白いものもありました。