先日、林野庁の補助金等の逆引き事典と言うWebサイトを見つけた。農業林業水産に関わる補助金を利用者視点からと目的別で調べることができる。
これまで馴染みがなかったせいもあり、補助金の資料を調べようにもなんだかよくわからず苦戦していたのでこのサイトは非常にありがたいですね。
ただ関連付けされている資料が事業の概要なので、実際に申請するには各都道府県などに問い合わせする必要はありそうです。分かりやすいサイトなので、是非申請自体もここから出来るようにしていってほしいですね。
2016年1月26日火曜日
2016年1月16日土曜日
樽前山麓、倒木10万本超
苫小牧民報の「樽前山麓、倒木10万本超 10月の暴風被害」と言う記事を読んで、気になったので現地で空撮してみました。
みっちり調査したわけではなく試験的にドローンで撮影してみただけですが、場所によっては非常に倒木が多かったです。
それと、折れている木よりも土ごと根こそぎ倒れている木が多かったです。やはり土壌的に弱いんですね。
ドローンでの撮影ですが、かなり有用だと思いました。林道から1キロ程度であればサッと確認できるため歩いていく必要がないですし、ヘリを準備するより手軽に確認可能ですね。
ただ、問題点としては
まずは手っ取り早く状況を把握するのには非常に有効だと思いました。
みっちり調査したわけではなく試験的にドローンで撮影してみただけですが、場所によっては非常に倒木が多かったです。
それと、折れている木よりも土ごと根こそぎ倒れている木が多かったです。やはり土壌的に弱いんですね。
ドローンでの撮影ですが、かなり有用だと思いました。林道から1キロ程度であればサッと確認できるため歩いていく必要がないですし、ヘリを準備するより手軽に確認可能ですね。
ただ、問題点としては
- 電波の届く範囲でしか確認できない
- バッテリーの関係上、片道10分が限界
- 風の影響を受けやすいので、微風で晴れているのが撮影条件
まずは手っ取り早く状況を把握するのには非常に有効だと思いました。
2016年1月5日火曜日
2016年の高性能林業機械はどうなるか?
各社トップが語る2016年 【年頭所感】と言う記事に触発されて、2016年の高性能林業機械についてゆるーい予想を立ててみたいと思います。
2016年度の林業業界ですが、昨年同様バイオマス関連が活況な状態です。バイオマス発電には引き続きチップが必要となるため、高性能林業機械を主に扱う造材関連の仕事は途切れることはないと思います。
その他にもCLTや国立競技場などの話がでますが、建築に関する話題なのであまり高性能林業機械に影響はないと思っています。
機械の購入に大きな影響がある補助金ですが、色々聞いている状況では高性能林業機械の購入には逆風が吹きそうな感触です。と言うのも過去の補助金で高性能林業機械はある程度普及しだしており、これからは造林関連、特に植林などに重点的に分配されるのでは?と言う現場の話を耳にするからです。
そして現場で一番の問題はオペレータがいない事です。高性能林業機械を購入しようと思ってもオペレータがいないため購入できない。どこの造材業者に聞いても人手不足と言う話しか出てこなく、事業拡大のため機械を購入しようにもできないようです。
このような状況で2016年の高性能林業機械の動向ですが、ずばり動きは少ないと思います。
まず、プロセッサやハーベスタなどの造材機械については昨年まででだいぶ機械がいきわたった感じがあります。一定規模以上の造材業者なら一台や二台はプロセッサやハーベスタを所有していますし、個人で作業される人も大半がグラップルを所有しています。
故障などで買い替え需要は多少あるとは思いますが、補助金の割合も少なくオペレータも確保しにくい状況ではプロセッサやハーベスタがそれほど出るとは思えません。
集材機ですがこちらはさらに動きが少ないと思います。集材機を作成しているイワフジおよび諸岡はそれぞれ排ガス規制に伴う少数特例を申請しており、各商品それぞれ年間100台しか出荷できないからです。排ガス規制に対応した新機種でも出ない限り昨年と同じ動きになるはずです。
もし集材機の購入補助金が出たとしても、そもそも購入できない状況になりそうな気がするんですが、これはどうなるんだろう・・・?
そんな中で唯一動きが出そうなのは架線集材でしょうか。これはイワフジや南星などがこぞって開発しており、今後の展開が楽しみな分野ではあります。ただし、北海道での導入はまだ先だと思われるので、しばらくは様子見ですね。
具体的な数字ではなく感覚的な予想ですが2016年の年末に読み返して、さて予想が的中するか外れるか。
2016年度の林業業界ですが、昨年同様バイオマス関連が活況な状態です。バイオマス発電には引き続きチップが必要となるため、高性能林業機械を主に扱う造材関連の仕事は途切れることはないと思います。
その他にもCLTや国立競技場などの話がでますが、建築に関する話題なのであまり高性能林業機械に影響はないと思っています。
機械の購入に大きな影響がある補助金ですが、色々聞いている状況では高性能林業機械の購入には逆風が吹きそうな感触です。と言うのも過去の補助金で高性能林業機械はある程度普及しだしており、これからは造林関連、特に植林などに重点的に分配されるのでは?と言う現場の話を耳にするからです。
そして現場で一番の問題はオペレータがいない事です。高性能林業機械を購入しようと思ってもオペレータがいないため購入できない。どこの造材業者に聞いても人手不足と言う話しか出てこなく、事業拡大のため機械を購入しようにもできないようです。
このような状況で2016年の高性能林業機械の動向ですが、ずばり動きは少ないと思います。
まず、プロセッサやハーベスタなどの造材機械については昨年まででだいぶ機械がいきわたった感じがあります。一定規模以上の造材業者なら一台や二台はプロセッサやハーベスタを所有していますし、個人で作業される人も大半がグラップルを所有しています。
故障などで買い替え需要は多少あるとは思いますが、補助金の割合も少なくオペレータも確保しにくい状況ではプロセッサやハーベスタがそれほど出るとは思えません。
集材機ですがこちらはさらに動きが少ないと思います。集材機を作成しているイワフジおよび諸岡はそれぞれ排ガス規制に伴う少数特例を申請しており、各商品それぞれ年間100台しか出荷できないからです。排ガス規制に対応した新機種でも出ない限り昨年と同じ動きになるはずです。
もし集材機の購入補助金が出たとしても、そもそも購入できない状況になりそうな気がするんですが、これはどうなるんだろう・・・?
そんな中で唯一動きが出そうなのは架線集材でしょうか。これはイワフジや南星などがこぞって開発しており、今後の展開が楽しみな分野ではあります。ただし、北海道での導入はまだ先だと思われるので、しばらくは様子見ですね。
具体的な数字ではなく感覚的な予想ですが2016年の年末に読み返して、さて予想が的中するか外れるか。
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