2015年11月18日水曜日

林業・木材製造業労働災害防止規程(災防規程)の一部変更

少し遅れましたが林業・木材製造業労働災害防止規程(災防規程)が変更になったそうです。
林災防の案内では主に下記の点が変わったそうです。


●木材伐出機械等に係る改正労働安全衛生規則等の改正が行われたことを踏まえ、新たに車両系木材伐出機械(伐木等機械、走行集材機械、架線集材機械)、簡易架線集材装置による作業の安全対策を強化しました。
●平成21年に振動障害予防対策が改正されたことを踏まえ、新たにチェーンソー取扱作業指針に関する事項を盛り込み、振動障害予防対策を強化しました。
●国の第12次労働災害防止計画を踏まえ、熱中症対策(WBGT値/暑さ指数)の活用を規定するとともに、リスクアセスメントの普及定着のため「簡易リスクアセスメント記録書」の活用を規定しました。
●林材業における業務内容、作業方法等が変化してきたことを踏まえ、チェーンソー作業防護衣着用や自己注射器携帯の義務化を規定するとともに、チェーンソーによる伐倒作業に当たり、立入禁止区域の範囲を拡大しました。

すでに適用になっているとのことです。

2015年11月17日火曜日

2015森林・林業・環境機械展示実演会へ行ってきた

10月11日と12日に岐阜高山で2015森林・林業・環境機械展示実演会が開かれました。林業機械化協会の公式サイトによれば合計2万1千人の来場者があったようです。



今年はタワーヤーダとかスイングヤーダのスペースが多かったように思います。フォワーダは相変わらず売れているようですが、さすがにそろそろ山奥まで路網を整備するのは限界なのでしょうか。

ただ機械としてはそれほど目新しいものはなかったように思います。そんな中でも松本エンジニアリングとサナースの機械は見ていて面白かったです。


株式会社ヨシダのブースではケスラーを改造して玉切りの過程で、防虫剤を散布する機構を取り付けていました。北海道ではあまり聞かないですが本州の方では防虫剤の散布って需要があるんですね。

大型機械だけでなく、ロングチェーンソーや女子向けの草払い機など色々面白いものもありました。